うわじま・メディアラボ|国際交流イベントレポート
「漢字ヒーロー、世界デビュー!」
宇和島とパサデナをつないだ国際交流ライブ
2026/08/29、宇和島市青少年交流センター「ホリバタ」と、米国カリフォルニア州パサデナで開催されたPower Morphicon 2026をライブで結びました。鬼北町の子どもたちが生み出した26作品の「漢字ヒーロー」を世界へ届け、海外からの反応を宇和島で受け取る、うわじま・メディアラボの国際交流特別配信です。
宇和島NPOセンターの薬師神代表理事による開会挨拶。子どもたちの作品とアイデアが世界につながる機会への期待が語られました。「伝える」だけで終わらせず、反応を受け取る
この配信の中心にあったのは、作品を海外へ見せることだけではありません。子どもたちが考えたことを発信し、それを見た人の感想を受け取り、自分の表現をもう一度見つめることです。
会場のCSTOYS・うわじまメディアラボ展示テーブルには、漢字の意味や形から自由に発想したヒーローたちが並びました。現地の来場者は作品を見ながら手書きのコメントを残し、配信開始時点ですでに多くのメッセージが集まっていました。
Power Morphicon 2026の展示テーブル。ジャックさんが、作品と集まった手書きコメントを宇和島へ紹介しました。ジャックさんが現地で紹介した3つの漢字ヒーロー
最初のパサデナ中継では、ジャックさんが展示作品の中から3作品をカメラの前で取り上げました。作品の説明と、会場ですでに寄せられていた反応を宇和島側と共有しました。
ジャックさんと宇和島をつないできた時間
配信では、ジャックさんがこれまでに宇和島を訪れた思い出も紹介しました。松山でのライブ配信参加、宇和島での滞在、清家の実家で過ごした時間。画面越しの交流が実際の訪問へつながり、長い協力関係へ育ってきた経緯です。
2018年7月の西日本豪雨によって、その実家は土砂災害で失われました。だからこそ、ジャックさんが滞在した時の写真は、地域と海外の友人が確かにつながった時間を残す、大切な記録となっています。



Power Morphicon会場ツアーから学んだ「伝える責任」
後半のパサデナ中継では、ジャックさんがコンベンション会場を歩き、企業ブース、ファンメイド作品、コスプレ、俳優の出演エリアなどを紹介しました。日本のスーパー戦隊から広がった文化が、世界のファンやクリエイターによって新しい形へ発展している様子が伝わりました。
同時に、配信では肖像権や取材許可にも触れました。会場の雰囲気を伝えることと、人物を特定できる形で撮影・公開することは同じではありません。何を撮り、どこまで公開できるかを考えることも、メディアラボで学ぶ重要な実践です。

NEXT PROGRAM
次の学びへ——大本敬久先生と「宇和島を知る」
配信では、うわじま・メディアラボの次の活動として、大本敬久先生による3回シリーズの特別講座を紹介しました。第1回は「世界的視野で見る宇和島の歴史・文化」。地域を知り、歩き、自分の言葉で伝える学びの出発点です。
- 日時:2026/09/07(月)18:30–20:00
- 会場:宇和島市青少年交流センター「ホリバタ」1階
- 参加費:無料
- 定員:50名・要事前申込

大本先生の講座で扱われる歴史・文化、防災、地域ブランディングの各テーマは、その後のメディアラボ講座でも取材、記事作成、音声・映像制作、AI活用へ展開していきます。
大本敬久先生 第1回特別講座を見る →中学生が地域を取材し、自分の言葉で発信する
中学生向けの「うわじま・メディアラボ地域クラブ」では、商店街、地域の人々、防災、文化、歴史、産業などを取材し、写真や音声を記録します。集めた情報を記事やラジオ番組へまとめ、AIも補助として使いながら、安全で責任ある情報発信を学びます。

イベントの終了は、次の交流の始まり
今回の配信は、宇和島から一方的に情報を送るイベントではありませんでした。鬼北町の子どもたちの発想が海を越え、パサデナの来場者が作品に言葉を返し、その言葉が再び地域へ戻ってきます。

「知る」「伝える」「反応を受け取る」。この循環を記録し、次の学びへつなげることが、うわじま・メディアラボの役割です。手書きコメントが戻り次第、漢字ヒーロー一体一体と組み合わせ、あらためて特集としてお届けします。





