活動報告書
令和5年9月8日
住 所:宇和島市吉田町東小路甲71番地
団体名:特定非営利活動法人宇和島NPOセンター
代表者:代表 薬師神 理子
担当者: 林 昭子
1-事業の名称 |
【宇和島市委託事業「令和5年度 体験型防災プログラム業務」】 |
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2-主催者(共催者) |
主催:宮野下町自治会・自主防災組織 協力:特定非営利活動法人宇和島NPOセンター |
3-目 的 |
・避難開始の放送後、3地区に分かれて近くの避難場所へ避難、途中経路変更を道中で伝え別経路での避難をしてもらう。避難場所へ集合したら、そこから安否確認を消防団の方にしていただき、住民は三間小学校へ避難。そして、東日本大震災で実際に起きた問題を解決していくワークショップ型防災教育ツールで学ぶ。 ・体験することで防災・減災に興味をもっていただき、実際の災害を想定し避難場所までの避難経路を確認しながら、隣近所の方と避難する訓練をすることを目的とする。 |
4-日 時 |
令和 5 年 9月 3日 (日)8:30~11:30 |
4-会場 | 三間小学校屋内運動場 |
5-参加者数 |
約100人 |
6-入場料・参加費等 | 無料 |
7-概要 |
8:30に防災訓練開始の放送が流れ、愛媛県宇和島市三間町の宮野下町自治会の方々が避難を開始した。だが、今回はいつもと違う。 第1避難場所へ向かう途中、消防団員から、この先のいつもの道は通れないことを告げられ、別のルートで避難所となる三間小学校へ移動。 およそ100名ほどの参加者で、地区の防災意識の高さが見られた。それもそのはず、三間には女性消防団も結成されている。また、平成30年7月豪雨で長期にわたり断水した地区。平時からの住民の方の意識向上に9:30から約2時間の子どもも含め11班に分かれ、避難所運営シミュレーション「さすけなぶる」を実施した。 さすけなぶるとは? 東日本大震災・ふくしまの教訓を避難所運営で実際に起きた問題を解決していきながら学ぶワークショップ型教育ツール。すべての問題に「正解」はありません。災害・地域・人・様々な要因によって変わっていく状況を臨機応変に対応していかなければならない災害時の考え方を身に着けていく。 また、さすけなぶるの「さ」りげなく、「す」ばやく、「け」むたがらず、「な」いものねだりをやめて、「ふる」さとのようなで、福島県の方言である「さすけねぇ」と持続可能であるさまを意味する、サスティナブルを組み合わせた造語です。 「さすけねぇ」は福島弁で「心配ない・問題ない」という意味だそうです。 大人と子どもの班に分かれ、各班素晴らしい案を出されていて、子どもたちも大人グループと同じ案をだしていて、福島大学人間発達文化学類特任教授の天野和彦氏は感動されていた。 また、この地域には津波被害地区から南海トラフ地震臨時情報が発令された際に高齢者等の避難受入れ対象となっている。そのため、避難してくる地域の自治会役員の方3名も参加し、三間地区と旧宇和島地区の交流も行った。 |
8-連絡先 | 住 所:宇和島市吉田町東小路甲71番地1 氏 名:薬師神理子(宇和島NPOセンター代表) 連絡先:0895-49-3563 |