宇和島NPOセンターについて
設立目的
私達の宇和島市は、「平成30年7月豪雨災害」により甚大な被害を受け13名の尊い命を失いました。
この災害を乗り越えるために立ち上がった「牛鬼会議」で情報共有・問題解決のための議論を重ねる中、 人と人・団体・情報をつないで調整役を担う「中間支援組織」が必要であり、この災害で生まれた地域の グループや多彩な市民活動をこれからのまちづくりに活かすべきであるという結論に至りました。
さらに、支援活動を継続する中で災害対応に留まらず、宇和島市が発災以前から直面している人口減少などの 課題に取り組むには、行政・社協・企業等のサービス・制度・仕組みだけでは限界があることも見えてきました。
このような課題を解決へ向かい市民のニーズに寄り添って柔軟に応えていくために、市民の皆様・市民活動 団体・NPO(非営利組織)と連携し、行政・社協・企業等と協働しながら、分野横断的に市民を「つなぐ」 役割を担う中間支援組織として「宇和島NPOセンター」を立ち上げることといたしました。
さらに、「宇和島NPOセンター」は令和元年7月1日、豪雨災害で一番被害の大きかった吉田町へ、 窓口機能を持った「吉田バンズ」を先に開所することといたしました。 よりよい宇和島市へなるよう尽力して参ります。
事業目的
- 平成30年7月豪雨災害後、行政・社協・市民・民間団体が協力し、 よりよい宇和島市を目指す。
- 行政・社協・NPOや他民間団体と市民をつなぐ役目をすることで よりスピード感を持ち、細やかな支援を行う。
- 災害時はもちろん平時でも顔の見えるネットワーク作りを行う。
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継続した活動を行うことで、今後予想される大災害時の対応強化と 地域のつながりによる地方の活性化を目指す。
実施事業内容
設立目的、事業目的を達成するために実施する事業項目は以下の5事業を計画。
- 地域(行政・社協・NPO団体・民間団体等)のネットワーク構築
- NPO団体の支援
- 災害支援
- 防災教育
- 産業振興
活動イメージ図